今日も職人さん一人での作業です。生コンの搬入は明後日ですので明日の作業はお休みとなります。監督には配筋のかぶりなどのチェックに明日来てもらいたいところですが。

アンカーボルトを設置していきます。写真のアンカーボルトが46本、他に小さいボルトが91本あるそうです。
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アンカーボルトは型枠の上に飛び出すのではなく上の固定枠と水平の高さで設置されるようです。水平で済むならレベルを合わせる作業が楽ですね。
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ここは配筋が寄っているのでスペーサーが必要だと思われます。一方で、現場監督A氏が言うようにど真ん中だとアンカーボルトが入れられないので、少しどちらかに寄せる必要はあります。
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アンカーボルトの径が22mm、鉄筋の径も20mmくらいで基礎幅が160mmだとすると、ど真ん中にアンカーボルトを埋め込むとすればアンカーボルトと鉄筋を接触させて配置しても中心から31mm離れた位置に鉄筋の外側があることになります。基礎幅は真ん中から80mmですからかぶりがこの時点で49mmと40mmをわずかに超えるくらいの余裕しかないことになります。
計算は簡単ですが、実際は現場での土木作業なのでかなり厳しい精度のような気がします。基礎幅を160mmより広げるかスペーサーをいくつも使わないと厳しそうです。確か建築基準法上は基礎の最低幅は120mmだったので、最低限だとアンカーボルトが入らなくなるくらいのレベルです。