タイルの話の続きですが、フローリングや壁紙に比べて施工費が高すぎるので今の値段差になっているとのことです。タイルメーカーはもう少し施工が容易になる商品を工夫して出さないんですかね。「昔に比べてタイルはどんどん利用が減っています」とのGさん談でした。

・玄関ホール床
タイルにするか石目柄のフローリングにするか迷いました。アーキスペックの石目柄はある程度広いスペースでは偽物感が目立ち、大建工業のハピアフロアは鏡面仕上げのフローリング材で質感も高いため候補に挙げていましたが、年数が建つとかなり傷が目立つとのこと。価格差は大きいもののここは思い切ってタイルにしました。

タイルについてはパナホームでは「標準的に」リビエラのタイルを入れてきます。Gさんが契約時に選定していたものはリビエラのエタニティでしたが、表面がざらざらした仕上げだったので磨きタイルに変更すべくLIXILのゼロスIIとしました。

メトロポリスやキングポリスという値段が少し高く柄が目立つ別のラインもありましたが、柄はそこまで無くて良いと感じましたのでゼロスIIにしました。拙宅玄関ホールの場合はエタニティが34万円、ゼロスIIが29万円ですのでゼロスIIの方が少し安いですね。

なお、玄関をタイル貼りにする場合は框を使うか突付け仕上げにするか判断が分かれるところですが、框だけで10万円以上するとのことでしたので突付け仕上げとしました。

ゼロスII(LIXILサイトより)
0909759


・LDK吹き抜け
最後にLDK吹き抜けです。テレビ設置面の吹き抜け壁にタイルを貼りました。斜線規制対応で天井に傾斜があり、設置面の壁の高さは少し低く4m程です。こちらに3月にデビューしたばかりのエコカラット・ヴァルスロック(アッシュブラウン)を貼ります。濃いめの色で高さ約4mですので少し「いかつい」感じになるかもしれません。

面積が12㎡ほどで35万円程かかっていますのでDIYで貼れれば随分コスト削減につながります(定価で12,700円/㎡ですので定価計算でも20万円程のコスト削減)が、さすがに吹き抜けは足場もいることからここでのDIYは断念しました。

ヴァルスロック・アッシュブラウン(同)
vsr3


・おまけ
上で最後にと書きましたが、厳密に言うとバルコニー床にバリュータイルというものを置いています。パナホーム標準のバルコニー床タイルです。色は3種類ありますが、Gさんに聞かれて一番レンガ色に近いものをまず除外したところ、「ですよね、だいたいこれが真っ先に消えます。」とのこと。いつもそうならこの色柄は見直した方が良んじゃないかな。