内装で照明や壁紙は後回しにしがちなもののひとつです。パナホームですので照明はパナソニックの独壇場という感じですが、留意すべきところがいくつかあると感じましたので今日はそのお話を。

拙宅の場合でも契約時の見積もりで基本的なダウンライト、ポーチライト、ブラケットなどはあらかじめ見積もられていました。ライトは数にして36個です。

また、居室のメインライトは見積りではシーリングライトが前提となっている一方、シーリングライトは具体的な機材は含まれておらず、引掛けシーリング(シーリングライトを接続するための天井にある丸い機材)までの見積りでした。
そのかわり予算取りとして35万円分の照明代をざっくり盛り込んでいましたので、ダウンライトなどの数が足り、シーリングライトが35万円に収まれば予算通りと算段していました。 

一方で、現代の家はおそらくどこでもそうなのだと思いますが、シーリングライトはあまり使われない傾向となっており、ダウンライトや間接照明が全盛です。一般的に「今までの日本の家はシーリングライトにより部屋のどこでも本が読めるくらい照明が明る過ぎた」と言われているようです。パナソニックは照明コーディネーターがいますので間取りが決まればまずはコーディネーターがプランを提案してきます。

さて、もともと見積もられていた36個のライトですが、結論から言えばシーリングライトを使わなければ全く足りません。拙宅の場合は70個ほどのダウンライトを使うことになっています。また、ダウンライトは昔のように電球を取り換えるタイプではなく、ダウンライト本体と電球が一体型のものが主流になっているようです。

一体型って電球が切れたらどうするの?という感じですが、パナソニックの説明によると「LED電球の寿命が40,000時間、これは普通に使っていると20年くらいは使える計算で、むしろダウンライト本体の方が早く寿命を迎える(電球より先に本体を交換する必要がある)」とのこと。
設計寿命的にはもっともらしい説明ですが、現実的に10年くらいでダウンライトが壊れている家は見たことがなく、ライトの長寿命化で買替需要が減り、苦しくなったメーカーの販売戦略でしかない気がします。なお、Gさんによると一体型ダウンライト本体の交換はそんなに難しくなく、Gさん自身も最近自分で交換したことがあるとのことです(寿命ではなくもともと使っていたダウンライトが気に入らなかったらしい)。

照明契約とコストを確定する上で気を付けたいのが、契約時の見積もりは何も指示しない限り「パナホーム LEDダウンライト」で安いものが入っていると思います。一方、パナソニックのコーディネーターが提案してくるダウンライトはパナソニックのものであり、放っておくと同じような商品が高めの金額で入ってくることになります。
金額の差は、一番基本的なダウンライトでパナホーム部材の場合が1個4,600円、パナソニックの場合は部材は同じく4,000円くらいですが、配線代が別途2,100円かかります。合計で1個2,000円程の差額ですが、全体の数が数ですのでトータルで考えると10万円くらいの差額が出たりします。

また、間接照明をつかったり調光機能などを付けた場合はいくつかの照明パターンを記憶させるライコンを採用したりすると思います。また、照明の数が増えるとライコンで一括操作するためにはブースターも必要になります。
以前お話しした通りパナソニックの照明は一律35%引きになっていますが(正確に言うと35%引きの上に全体値引きで更に約15%の値引がありますから最終的に約45%引きとなります)、ライコンやブースターは値引きが無くほぼ定価販売となります。理由は不明ですが最初から「ライコンやブースターは値引きがありません。」と宣言されました。

ダウンライト以外にはLDKのブラインドに間接照明(1mあたり2万円弱です)を入れたり、一部スポットライトを使い、吹抜けにはSphereを使います。下記の通りなかなかおしゃれな感じの照明です。ただ、Sphereは値引き後でも単体で10万円くらいするので、Gさんの予算取り35万円は全く足らないという結論です。契約前は間取りはまだ仮の状態ではあるものの、その段階でパナソニックのコーディネーターから提案してもらっておくというのが良いと思われます。

Sphere(パナソニックサイトより)
2LGB19371BMP2