エアロハス(の文句?)について続きを書きます。色々書いているのでどうして採用したのか不思議に思われる人もいると思いますが、2階より下は廊下を含めて快適な温度に調整してくれるだろうという期待、扉や間仕切りが少なくオープンな間取りが可能、新しもの好きという理由だと思います。

4.3階に対応できない(※2018年2月より条件付きで対応バージョンがデビューしています)

3階に対応していません。従い拙宅は正確に言うと全館空調ではありません。3階のサブリビングは個別空調です。また、リビングの吹抜けと3階廊下、サブリビングの間にはガラスで仕切りを設けて空調後の空気が抜けないようにしています(でも本当は抜けています(下記6.参照))。

5.天井を下げる必要がある

全館空調はどこのメーカーもそうですが、ダクトを通すため天井の一部が下がります。契約時点では間取り図にエアロハスの影響によりどこが下がり天井になるか明記されていませんでした。Yさんと詳細打ち合わせを始めてようやく案が出てきたのですがこれがびっくりするものでした。

2階は全体の3割以上の面積で天井が下がっていたと思います。「エアコンが無いのでノイズレスな空間デザインが可能」と言っていましたが、このままだと下がり天井でかなりノイズだらけになってしまいます。色々聞いていると下記が原因でした。

1. 各噴出口に対して一つのダクトが必要(途中まで1本で空気を運びそこから分岐させることは不可)
2. 従ってダクトが多く通る部分は下げた天井の中の梁を全て通せず、左右(水平方向)に並べる必要がある(従って下がり天井の面積が広がる)
3.空調ユニット(エアコン)を屋根裏に設置していないためいったん天井に上げた空気を大きなチャンバーで各噴出口に向けて押し出しており、チャンバーのためのスペースが必要

結局噴出口の位置を工夫するなどして何とか天井が下がる面積を抑えました。

6.対応最大面積と1階と2階の面積バランス調整が必要

上記のような問題点をクリアしながら話を進めていったところ、11月初旬のある日の打ち合わせでGさん、Yさんから「今の間取りだと1階と2階の空調面積のバランスが悪いので事業部から承認が出なかった」との話がありました。
 
ここまで「事業部、事業部」とよくわからない第三者の話が頻繁に出ていたことに加え、どういうバランスなら良いのかも把握していない様子だったことからついに「事業部って誰なの?そもそもバランスでルールがあるならそれを最初から頭に入れて検討しないとダメでしょ。今までお互い何やってたの?事業部に聞かないと分からないなら最初から事業部と話をするので連れてきてください。」とやや叱責してしまいました。二人ともこの日の打ち合わせでは若干しょんぼりしていましたが、翌週営業所の所長が出てきて謝罪と説明を受けたところ以下のような感じでした。

1.エアロハスの最大空調面積は約180㎡(ビルトインガレージに空調は入れませんので拙宅では問題ありません)
2.各階のバランスは基本的に60:40まで、詳細設計でどんなに頑張っても62:38まで(拙宅は63:37くらいになっている)。
3.対応策としては以下の通り
  • 廊下でも良いので居室部を広げ、その分ガレージを狭くして1階の空調面積を広げる
  • 2階の居室(空調)面積だけ狭める(外壁を後退させて1階の空調面積も同じく狭くなるのは不可。ビルトインガレージを狭めてその上の2階居室を狭めるのは可)
  • 吹抜けを止める(吹抜けも空調面積にカウントしているようです)
  • 2階の天井高を15cm下げて標準にする
対応策としては以前お話しした通りガレージを15cm詰めましたが(上記対応案2.を採用)、まだぎりぎりアウトとのことで他はどれもやりたくなかったところ、LDKの約3m幅の掃き出し窓2枚をトリプルガラスにしたところ「事業部」からOKがでました。ほんと事業部って誰や?という感じです。

上記の通り2枚のアルミ樹脂複合サッシをトリプルガラスサッシにするとOKが出るくらい微妙な計算をしているようなのですが、一方でかなりいい加減な前提であることも事実です。

事業部のご指導により下記の様にLDK上部の吹抜けと3階廊下の間、赤線部分をガラス窓(LIXILのインプラス)で仕切りました。ただ、2階のLDKと階段は仕切られていませんのでこれだと2階を通じて3階の階段・廊下・吹き抜けは完全に繋がっています。

ここは何度もYさんとGさんに指摘しましたが「おっしゃる通り変なのですが、事業部から吹抜けの間仕切ガラスは取ってはならないと言われました。」とのことでした・・・。あと、拙宅はビューノですが、もともとカサートプレミアムという富裕層向けの商品への導入を前提とした全館空調が180㎡までというのも何だかなという感じがします。

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