今日は家づくりの話から少し離れて不動産仲介業者の話をしたいと思います。不満が多いので少し長くなります。最初の記事で書きましたが、私はこの一年くらいで自宅マンションを売却して戸建の土地を購入しています。売り買い両方とも不動産仲介会社を使いました(売りで2社、買いは1社)。世の中には様々な不動産業者がありますが以下の様な感想を持っています。

1.物件査定価格はかなりいい加減
売りの場合査定と称して私の物件に値段をつけてきます。一方で、今の時代は数件のサイトでAIによって各マンションの部屋別の査定金額が見られるようになっていますので査定に最早特別な価値は無いです。
業者の査定は会社によって値段の幅も広く、まずは結局媒介契約をとりたい業者が(相場から離れている)高い値段を付けてくるだけなのであまり目安にもならないケースも多いです。

2.提案力が弱い
弱いというか殆ど無いです。物件がしばらく売れなければ値下げの話をしてきます。相場とずれているなら修正する必要があるのでそれは構わないのですが、単にしばらく売れていないので下げませんかと言ってくるだけです。
マンションを売れば次に住むところは必要ですし、私の場合は「次は戸建にしたいので同時に土地を探している。予算はこれくらい。」とも伝えていました。不動産は市況ものなので、仮にマンションが思っている価格で売れなければ逆に買う土地も思っているより安く買える可能性があります。また良い土地が見つからない状況では売り急ぐ必要もありません。
マンションの値下げの話をする際に土地の市況を含めた情報を持ってくる人は全くいなかったですね。

3.信用できない
所謂「囲い込み」をいまだにやっていますね。土地を買う際に広告を出していた仲介会社が良くわからない会社であったことから、マンションの売却でお世話になった仲介会社経由で連絡を入れたのですが、「買主から直接連絡を入れない限り話をしない」という態度だったようです。
レインズに登録していない物件だったので違法ではないようですが、全く売主のことは考えていないですね。こういう業者にも買い手として仲介手数料を払わないといけないのでかなり警戒して交渉・手続きには臨みました。

4.プロとして知識が少ない
上記の仲介会社を使わざるを得なかったわけですが、宅地の売買の知識が少なすぎでした。
この土地は角地なのですが「役所から角地緩和は受けられないと言われました。」と報告があり、結局はこちらで役所の審査課に確認する始末。前面道路が「区管理道路」だったので役所の担当者が勘違いしたようですが、「区管理道路が道路でなければこの道路に接する建物は接道しておらずどうやって建てたの?」という単純な疑問も思い浮かばないようです。また、その担当者がどんな規定を根拠にそう言っているのかも全く確認しません。
この業者にはいろいろ問題がると思いますが、一番の問題は買い主に対して角地緩和が受けられないと説明することが売り主の利益をどれだけ害するのかということに思いが至っていないところだと思います。
あと、敷地境界の既存塀の高さが1.2mを超えており、控壁もないのでどうするのか確認したところ、「どこにそんな規制があるんですか?」と言い出したり、とにかくこういう感じの業者でした。おそらくこの辺りの商業ビルのリーシングが専門なのだと思います。

私のケースではマンションの売りの際は複数の業者を競わせて手数料は1.5%とし、土地の買いの際は上記のようなサービスだったので2%としました。2%でも高いと思いましたが相手は「規定」の3%を主張して相当不満そうでした。そもそも3%は上限値であって規定ではないのですが。
色々書きましたが根底にあるのはモラルが低い人が多いということだと思います。恥ずかしくない知識を蓄えようとする姿勢を含め。