10人くらいで一気に貼るという説明を昨日は話半分で聞いていましたが、今日現場に行くと本当に10人以上いました。

慣れた手つきでタイルをペタペタ貼っていく職人さんたちです。今日ですべての壁を貼り終えました。外国人のスタッフも3人くらいいたと思います。こういう時代になったんですね。

キラテック施工の手順を見た限りで簡単に説明すると、準備の段階で水平をとるための糸引きとタイルのカットを行います。

タイルを貼る工程では、まず接着剤をタイルを貼る範囲の壁に塗ります。タイルはA4くらいの紙で10枚くらいの束にされておりこの束を一単位として貼っていきます。下の画像左の方を見ると束の様子が分かると思います。なお、壁に貼る際は位置を整えたあと手のひらでパタパタ叩きます。全員この方法で貼っていたのでパタパタ叩くのは正規の手順なのだろうと思われます。
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予定の範囲を貼り終えるとA4大のタイルを束ねていた紙に大きな霧吹きのようなもので液体をかけます。こうすることで紙についていた糊の力が弱くなりタイルから剥がれるようになります。
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紙をはがした後、タイルの感覚や向きが問題ないか調整していきます。目地に写真のような刃を挟んで各タイルの水平を確認します。このほか手でタイルの向きを調整したりもしています。
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こういった吹かしている部分は作業が大変そうです。
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袖壁と貼り分け部分も貼り終えています
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玄関です
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足場がとれていないので全容は見えません。明日はタイル表面を洗浄して糊を取り、明後日足場が外されます。
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家の中では親方が日曜日にもかかわらず作業をしていました。来週から3人のうち1人が別の現場に向かうとのことです。

親方から1点確認がありました。エアロハスのダクトのため1階の一部天井を下げる必要があるのですが下の写真の通り普通にやると階段入口との間に隙間ができる形になります。これではおかしいのでもう少し下がり天井の面積を広げて隙間ができないようにしてもらいます。
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親方は今日一人だったので前から質問したかったのか、個人事業と法人はどっちが良いのかとか、事業規模を複数の親方が組んで拡大するのはどうか等の質問を受けました。私がその手のアドバイスを普段行っているのを知ってのことなのかは分かりませんが、結局今日は1時間半くらいその手の話をしました。年齢は私と変わらないくらいの親方なので頑張って欲しいですね。