石膏ボードの作業も終わったのでフローリングの施工に移っています。ただ、明日断熱材の検査があるらしくとりあえず今日は天井に断熱材を詰めるようです。

床板ですが、3階はホワイトオニックスという石目柄で各板であまり模様の差がないためそれほど神経質にレイアウトを考えなくとも大丈夫なようです。
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問題は基本床柄の木目のフローリングです。パナソニックのフローリング材であるアーキスペックフローリングAには同じ床色に6種類の木目柄が用意されています。
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柄も違いますが、微妙に色の濃さも違い、薄いものだとオークに近く、濃いものだとウォールナットに近く感じます。問題はこの違う木目パターンをどう並べていくかです。アーキスペックフローリングAのマニュアルには下図のように並べて施行することを推奨しています。ただ、この並びだと3種類の木目柄にしか対応していないので6種類をどう並べていくか考える必要があります。特にLDKは面積も結構あるのできちんと施工しないと目立ちそうです。
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現場監督A氏と親方に作業方針を土曜日(2日前)に個別に確認したところ下記の様子でした。

現場監督とのやりとり
ユ)フローリングの柄は6種類あるので3種類対応のマニュアルを見てもイマイチ対応できないのでは。家の設計図面はパナソニックホームズが管理しているのでフロアの図面に合わせて現場の職人にレイアウトを図示するとかしていないんですか?
A)図示などはしていません。基本的にはマニュアルに沿う形での作業現場に任せています。今度板を仮置きした後に現場で確認していただいてそれから貼り付けるといことでどうでしょうか?
ユ)作業の順番としてはそれで問題ないが、仮置きするにも適当に置いたのでは最後のあたりでどうしても同じ柄が並ぶなど現場が大変だと思うが
A)大工も入れて月曜日(本日)現地で打ち合わせをさせてください

親方とのやりとり
ユ)A氏からフローリングのレイアウトについては現場に任せていると聞きましたが、普段どうしていますか?
親)柄が6種類あるので結構大変なんですよね。基本的にはマニュアルにあるように2尺ずらして置いていきます。板は柄別に一つづつ取っていきますが、作業が進んでくると「この柄は何枚取ったかな?」とかちょっとわからなくなることもあります
ユ)パナソニックホームズが柄の違いを考慮したレイアウト図面を作ればいい気がしますがそういうのは無いんですね?
親)無いです。あとはトランプゲームみたいにフローリング材を裏面にしてしまってランダムに取っていくということもやったことがあります。ただ、そうすると6種類しかないので同じ柄が隣り合うこともあります
ユ)上下左右隣り合う板があるので6種類しかないとそうなってしまうケースはかなり多いでしょうね。分かりました。私がレイアウト図を作ってくるのでそちらを参考にしてください
親)それは助かります。A〜Fまで柄に記号をつけてもらえればまずはそれで置いてみます

ということで、土日でExcelを使ってレイアウト図を作成しました。LDK、主寝室、子供部屋と3つあります。設計図面は壁芯で距離が書いているので実際の施行は大工さんが微調整する必要がありますが、柄については機械的に置いていけるので作業が捗ることを期待しています。

LDKのレイアウト一部
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これを持って本日朝一で打ち合わせを行いました。レイアウト図のカラーコピーを親方に渡しましたが、「凄いですね。こんなの見たことないです。これは他の現場でも欲しいな」ということで大喜びでした。